ヨガセラピーとは?身体だけではなく、心・呼吸・生き方まで整えるヨガ
「ヨガセラピーって普通のヨガと何が違うのですか?」
これは、初めてお会いする方から最も多くいただく質問です。
ヨガというと、
「身体が柔らかい人がするもの」
「難しいポーズをするもの」
「運動不足を解消するためのもの」
そんなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、身体への効果はありますが、ヨガはエクササイズではなく、本来は心のためのもの。私がお伝えしているヨガセラピーは、もっと深く、その人自身と向き合うためのものです。
身体だけを見るのではなく、呼吸や心、思考の癖、感情など、そしてその人が本来持っている健やかさに寄り添いながら、心身全体の調和を目指していきます。
セッションでは、一人ひとりに合わせてオーダーメイドで内容を決めています。
同じ肩こりでも、原因は人によって異なります
長時間のデスクワークが原因の方もいれば、ストレスで無意識に肩へ力が入り続けている方もいます。
- 眠りが浅く疲れが抜けない方。
- 呼吸が浅く、常に身体が緊張している方。
- 家族や仕事を優先し、自分を後回しにしてきた方。
身体に現れる症状は同じでも、その背景は一人ひとり違います。
だから私は、決められたプログラムを全員に行うことはありません。
まずはお話を伺い、その日の表情や呼吸、身体の動きや姿勢を丁寧に見させていただきます。そして、その日に必要な呼吸法やヨガの動き、深いリラクゼーションなどを組み合わせながら、その方だけのセッションを行います。
私が見ているのは「症状」ではなく、その症状の奥にある、その人自身です。
ヨガセラピーの土台にある「パンチャコーシャ」という考え方
ヨガセラピーには、古代インドから受け継がれてきたパンチャコーシャ(五鞘説)という智慧があります。
パンチャコーシャでは、人は「身体」だけの存在ではないと考えます。
私たちは、
- 身体
- 呼吸や生命エネルギー(気)
- 心や感情
- 知性・思考
- 至福、本来の自分らしさ
この5つの層が互いに影響し合いながら生きています。
例えば、強いストレスを感じると肩がこわばったり、お腹が痛くなった経験はありませんか。
逆に、美しい景色を見たり、深く呼吸ができた瞬間に、身体まで軽く感じたことはないでしょうか。
心が身体に影響し、身体が呼吸に影響し、呼吸が心を穏やかにする。すべてはつながっています。
だからヨガセラピーでは、痛みのある場所だけを見るのではなく、その人全体をひとつの調和した存在として見つめていきます。
人には、本来「整う力」があります
私は、身体を「治す」のは私ではないと思っています。人には、本来、自分自身を整えようとする力があります。その力が十分に働けるよう、呼吸を整え、身体をゆるめ、心に静けさを取り戻していきます。
セッション中、
「こんなに深く呼吸をしたのは久しぶりです。」
「身体だけではなく、心まで軽くなりました。」
「ずっと頑張り続けていたことに気づきました。」
そんな言葉をいただくことがあります。
私は、その変化を起こしているのはヨガのポーズだけではなく、その方自身が持つ力だと感じています。
だからこそ、一人ひとりのペースを大切にしています。
私が大切にしていること
セッションで一番大切にしているのは、「安心できること」です。
身体は、安心して初めて緊張を手放します。心も、安心できる場所でなければ本音を見せることはありません。だから私は、何かを無理に頑張っていただくことはありません。
身体が硬くても。
ヨガが初めてでも。
運動が苦手でも。
年齢を重ねていても。
今のあなたのままで大丈夫です。
その日の身体、その日の心に寄り添いながら、一緒に心地よい場所を探していきます。
あなた自身を、大切にする時間を
毎日、仕事や家族のために頑張っている方ほど、自分のことは後回しになりがちです。
- 疲れが取れない。
- 眠りが浅い。
- 肩や首の緊張が続いている。
- なんとなく心まで疲れている。
そんな身体からの小さなサインを、「まだ大丈夫」と見過ごしていませんか。
ヨガセラピーは、身体を鍛えるための時間ではありません。自分の身体に耳を傾け、ご自身を大切にする時間です。
もし今、「何かを変えたい」「今の自分を少し整えたい」と感じているなら、その気持ちを大切にしてください。
あなたの身体には、あなたが思っている以上の可能性があります。その可能性を信じながら、一緒に歩んでいけたら嬉しく思います。
心と身体がふっと軽くなる感覚を、ぜひ一度体験してみてください。